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宇宙にいる誰かと、目が合っちゃうんじゃないかっつー青い空

日頃の行いを表した空模様

梅雨入り前の快晴の中、ﾉﾘさんと八ヶ岳の真ん中を歩いてきた

4:00
ｱﾊﾟｰﾄから数百㍍のﾉﾘさんちで合流

久々にﾉﾘさんと2人でのﾊｲｷﾝｸﾞ

高速で諏訪まで

唐沢鉱泉を目指す


5:20
唐沢鉱泉着

凸凹のない砂利道は、思ったよりも走りやすかった

ﾊﾞｲｵﾄｲﾚより下が、登山者用の駐車場らしい

八ヶ岳開山祭のつぎの日らしいけど、7割程の埋まり具合

心の準備と身体の準備を済ませ

5:38
駐車場発



唐沢鉱泉を過ぎると直ぐにある源泉

信玄の隠し湯らしい、二酸化炭素冷鉱泉

良く言えば、ﾌﾟﾁ九寨溝(行ったことない)みたいだった

しばらく歩いて橋を渡ると樹林帯

半袖にｱｰﾑｶﾊﾞｰで歩こうとしてたけど、予想以上に寒かった

薄いﾌﾘｰｽを稜線に出るまで着てた

気温は5℃以下



雪面を舐めてから、肌にまとわりつく微風が嫌だった

ﾋｬﾀﾞﾙｺぐらいに感じた

汗をかかないようにｽﾛｰﾍﾟｰｽで

久しぶりで、足が動かないのは内緒の話

6:45
分岐

左は渋の湯、右は黒百合ﾋｭｯﾃ

漸く、足取りと会話が弾みだした

この日初めての日光に照らされ15分程の休憩

水の流れる音の上にある雪の道

見えない落とし穴のtrap

下ってきた女の方に、この後ﾋｭｯﾃまではこんな道だと告げられた

ﾉﾘさんは4枚爪を装着

ｵﾚのは、箪笥の大事な肥やしになってる

あまり気を使わない性格だからか、こういうとこを歩くのは苦手

さっきまでとは違って、温めの風が頬をなでた

7:45
黒百合ﾋｭｯﾃ着




一気に明るく開けた所に出た

寒くはなかった

ﾋﾞｰﾙを呑んでもいい口になった

ﾉﾘさんから、ｽﾎﾟｰﾂ羊羹をいただいた

ちょっとのつもりが休み過ぎた

8:14
黒百合ﾋｭｯﾃ発



何故かｴｽﾊﾟｰｽばっかのﾃﾝ場

ｽﾉｺをﾚﾝﾀﾙできるっぽい

8:19
中山峠の分岐

左は、中山、白駒池

真っすぐは、みどり池、稲子

右折して、天狗岳、夏沢峠方面へ

南に近い北八ヶ岳らしく、岩が増えてきた




歩きやすい溶け具合の雪を、ｼｬﾘｼｬﾘ歩いた

でも、下りだったら嫌だったな

左側は切れ落ちていた

冷たい風が吹き上げてきたが、既に汗が滲み心地好くなってた

ｺﾞﾂｺﾞﾂした岩の辺りで、ﾌﾘｰｽを脱いだ

帽子をとると、ｵﾃﾞｺはﾋﾞｯｼｮﾘ

振り返ると御嶽山、乗鞍岳、北ｱﾙﾌﾟｽが五竜辺りまで見えた

暫く見とれ、写真を撮ったり撮ってもらったり

この頃からすれ違いが増えた

大学生っぽい4、5人ｸﾞﾙｰﾌﾟが何組か

ｴｽﾊﾟｰｽが多かった訳だ

9:19
東天狗岳

縦走路だけあって、頂上は賑わっていた

20人はいたと思う

写真を撮ろうにも、なかなか場所を譲って貰えず、数秒で後にした




しっかし、いい天気

ちょっとﾑｶついたことなんか、直ぐに忘れさせてくれる

我が儘なようだけど、ひんやりした風をﾘｸｴｽﾄしたかった

ﾌﾞﾘｻﾞﾗぐらいの

9:35
西天狗岳



暫くは貸し切りだった

360度の大ﾊﾟﾉﾗﾏとは言っても、実際知ってる山は180°未満

初めて、ｽﾏﾎでﾊﾟﾉﾗﾏ撮影をしてみた

八ヶ岳随一の展望って、どこかで読んだ気がしたけど、実際そうなんだろうと頷ける眺め

いくら天気がよくても、いくら景色がよくても、お腹だけは満たされなかった

何処かlunchを楽しめるとこを求めて、下った

10:11
第二展望台

先客がいたからｽﾙｰ

10:35
第一展望台

少ない平らなとこを見つけて、荷物と腰をおろした




ｽﾄｰﾑｸｯｶｰの大きさに気付き買った、初使用のclickstandとｴﾊﾞﾆｭｰのｺｯﾍﾙ

ﾁﾑﾆｰ効果で、あっという間に沸いた…

…

…

…

気がした

緑の大たぬきを食べ、折角だからってｺｰﾋｰを飲んだ

2400mだってのに、じっとしてても暑いくらい

おまけに、蟻は登ってくるわ、耳元のﾌﾞｰﾝは執拗いわ…

でも、お腹を満たされた時の満足感は、頂上に立ったときの達成感と互角か、それ以上

そして、本日のﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑは終了

11:41
第一展望台発

氷の上、濡れた根っこetc…

3回、ｽﾞﾙｯてなった

ﾄﾚｯｷﾝｸﾞﾎﾟｰﾙを出した

12:04
分岐

右に折れて唐沢鉱泉方面へ

12:36
唐沢鉱泉着



近くで見たことないからわからないけど、子どもなんだろうか

小さめのｶﾓｼｶが出迎えてくれた

ﾉﾘさんにお願いして、恐る恐るﾂｰｼｮｯﾄ

ｶｴﾙを触れないくらいだから、かなり勇気をだした

ﾀﾝﾎﾟﾎﾟを食べる姿は、さながら牧場の牛だった